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212話のあらすじ
坂本とシン達は市民の暴動を止めていると、坂本が複数の市民に銃を向けられる。だが、坂本は坂本商店が爆破されたトラウマを再び発症し、体が動けなくなる。すると、シンが「俺を撃て」と相手の思考を書き換え、坂本を助ける。そこでシンは複数人まとめて思考を支配できると知る。
トラウマを発症した坂本は殺し屋の感覚を取り戻そうと決めるも、シンに止められる。シンは「何かを失う怖さを知った坂本さんが弱いはずがない、強さはその先にある。今は俺に任せてください、坂本さんが戻るまで俺が皆を守ります!」と励ます。
そしてシンは朝倉所長に超能力の範囲をとても広げるよう協力してもらう。するとそこに鹿島が現れ、「スラーの暴走を止めるために2人を探していた」と話す。鹿島と朝倉は和解し、鹿島も手伝うことになる。シンは超能力を広げる機器を装備し、民衆に「銃を下に向かって撃ちまくれ」と思考を書き換え、212話は終了した。
注目ポイント、感想
複数への思考書き換えが可能
シンは19巻170話で大佛と上終2人同時に「止まれ」と思考支配したが、今回はおよそ8人の思考を支配できた。
つまり、大勢の思考を書き換えられると判明した。
じゃあ敵を多く集め「止まれ」と命令すれば、その隙に一網打尽できるので、殺意を持ったシンはスラー一派をまとめて殺せるチートだったのかw そのシンと戦った天弓はよく頑張ったと思う…
自分がこの能力を手にしたら、歩道で横に一列並んでいる人たちを見ると鬱陶しいので「縦に並べ」と命令するかなw

坂本の強化フラグ!?
トラウマで動けなくなった坂本は超絶弱体化したと言えるだろう。
漫画では絶望したり弱体化した主人公が希望を持ち何かをつかんだり逆に超強くなる展開をよく見るため、今の坂本が全盛期に近い実力まで強くなるフラグだと思っている。
更に、シンの「何かを失う怖さを知った坂本さんが弱いはずがない、強さはその先にある。」というセリフからも坂本が強くなる可能性を読み取れる。
また、21巻188話では坂本の巧みな料理裁きを見たトーレスが「なんであの技術を俺との戦闘で使わねぇ、余裕のつもりか?」と言っていて、前から坂本の強化フラグが立っている。
頼れるシン
シンは今まで坂本に支えられていたが、今回はシンが坂本を支えていてグッと来た。
シンの成長を見れるのは嬉しいな。シンが坂本の真の相棒になる日は近いかも。
ここのシンは無理して笑顔になっているように一瞬見えたが気のせいかな?

久しぶりの登場と和解
朝倉と鹿島が久しぶりに登場した。鹿島は19巻168話、朝倉はラボ編以来の登場。
鹿島は今まではスラーが正義だと思っていたが、壊した秩序にスラーは何も手を加えない方針を知った鹿島は一般人が巻き込まれる世界が作られると分かり、スラーから離反した。だからスラーの暴走を止めるためにシンと朝倉を探していた。
朝倉はラボを乗っ取った鹿島を憎んでいたが上記の事情を知り、超能力の範囲を広げる機械の製造を鹿島に手伝ってもらうことにした。
そういえば夏生はスラーのテロを止めるべく動いていて、朝倉と鹿島2人と手を組めば簡単に解決できそう。
シンの不穏なフラグ…
朝倉と鹿島は超能力の範囲を超広げる装置を作った。
シンがこの装置を使って超能力を使うと、「脳に相当な負担がかかる」と朝倉は言う。
そのリスクを承知で出力マックスの装置で能力を使用したが、シンはどんな状態に陥るだろう…
寿命が減るという意見を聞くが、脳に負担がかかるため寿命は関係なさそう。
ならば、記憶喪失や一時的に戦線離脱がありえそう。
南雲が「あまりに便利すぎて何のリスクも無いのかな~」と心配していたので、次の話を見るのはかなり怖い… (19巻170話)
命に関わる作戦だが、シンは死なず無事であってほしい。
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