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左目のデメリット
天弓は左目に眼帯を付けていたが、数百m先にいるシンを狙うために眼帯を外し、シンを射る。
視力はとても高くなったが、かえって酔ってしまい、2度目の射撃ではシンにかすっただけ。
つまり、眼帯を外すと数百m先まで肉眼で見えるほど視力が良くなるが、逆に酔ってしまう。
思考書き換えの詳細
思考の書き換えとは、脳の大脳基底核に電気信号を送り、一瞬だけ相手の思考や行動を支配する能力。
更に、他人に使えるのは1回だけのロジックが明かされる。
相手に1回能力を使うと、免疫のように耐性がついてしまう。そのため、2回目以降は相手の思考を書き換えられない。
しかし、シンは思考書き換えを自身に使っても、耐性はつかない。(脳は自身の電気信号を拒絶しない)
つまり、自分への思考書き換えには、回数制限がない。
このルールに気づいたシンは、思考の書き換えで自分の体を極限まで動かす。
決着
体を極限まで動かしても、天弓の動きを超えられず、殺されそうになる。
そこで、思考書き換えで脳の処理速度を限界まで引き上げると、シンは弓が遅く見えた。
このように、景色がスローモーションのように見える感覚をタキサイキア現象と呼ぶ。
タイトルの”タキサイキア”はタキサイキア現象から取られている。
実際には、交通事故などの危機に直面したときに起こりうる。
遅く見えた弓を持って、天弓の左目と指を切る。倒れた天弓に弓を突きつけ、シンは勝利した。
天弓がシンの攻撃に反応できないほど、シンの身体能力が高くなったのは、なぜだろうか。
それは、シンが思考書き換えで脳のリミッターを解除したからだと思っている。
普段、人は100%の力を使えず、20%~30%しか使えない。
100%の力を使うと、体が壊れてしまう。その解決策として、脳が制御装置として働き、力をコントロールしている。
結論として、シンは思考書き換えで脳をフルで動かし、100%の力を解放したからだと思っている。
シンは最後の最後で殺しを躊躇できると期待したが、殺しに抵抗がなかったと気づいた。
そのため、涙を流す。
天弓を殺そうとすると、坂本に止められる。(ここで194話が終了。)
気になった点
天弓に勝ったシンはどのくらい強いだろうか。
ハルマ戦や天弓戦では、シンの耐久力はかなり高いと分かった。
未来読みでの回避能力は作中トップクラス。
思考書き換えというチート能力を持つ。
攻撃力や戦闘IQも十分。
ORDER下位クラスの熊埜御や豹よりも強く見えるが、上位クラスの南雲やトーレスに勝てるとは思えない。
194話時点では、神々廻や京のようなORDER中堅クラスだと思っている。(シンは天弓との相性が高く、代償次第では下位クラスの可能性)
脳をフルで動かすのは、あまりにも強く、実際に鼻血が出ているので、リスクはありそう。
脳や体を酷使しているため、それらに影響があるだろう。
数日、思考書き換えが使えない、体が動かせない。このようなデメリットを予想する。
(以下、考察)
「シンや平助がいない」と坂本が南雲やキンダカに相談すると、「殺連監獄に収容されている」と言われる。
誘拐されたルーを探すときに役立ったアイテムはGPS付きの名札。
シンは名札をアタリに渡している。
監獄についた坂本は位置情報でアタリや平助に会う。
事情を聞いた坂本はシンを止めるため、B3に向かったと予想する。
では、どうやって監獄に入ったのか。
トーレスが坂本の侵入を助けたと思っている。
その理由は2つある。
1つ目は、トーレスが坂本の仲間になったから。トーレスは殺連に多額の借金がある。
殺連を乗っ取ろうとする坂本の仲間になり、殺連への借金を失くそうと企んでいるのではないか。
2つ目は坂本の懸賞金を上げるため。
トーレスは借金を返すため、坂本の懸賞金を上げようとしている。
坂本が監獄に侵入すれば、懸賞金は上がるはず。
188話で、坂本が強くなるヒントが描かれていた。坂本が成長したのかが見どころだろう。
坂本がシンを止めたため、坂本たちに殺されないだろう。
天弓はスラーと喧嘩になっていて、戻るのは難しい。
このまま、殺連に捕まってしまうのか…
個人的に、天弓と上終の射撃対決を見たいので、生きててほしいです。
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