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トーレスが監獄に来た理由
坂本はシンを止める30分前、トーレスが平助とアタリの前に現れる。
トーレスは敵にアタリを奪われないように助けに来た。
アタリの占いは篁に匹敵する兵器になり得る。会長は占いの力が奪われるのを恐れてアタリを殺連監獄に幽閉した。アタリが何者かに奪われると沖は知り、監獄に行ってアタリを助けるようトーレスに命じる。
坂本の登場
トーレスがアタリを抱えていると、坂本が現れ、トーレスを蹴り飛ばす。
シンの名札(GPS)が危険信号を発していたため、坂本は殺連監獄に来た。
坂本は平助に狙撃銃とピー助を渡す。
10分間、平助にトーレスを足止めするよう頼み、シンの元に向かう。
知ってる
坂本はシンの殺害を止める。
坂本が天弓を助けようとするも、シンはこれに反発して「葵さんや花ちゃんまで手にかけようとしたんです、こんなクズをどうして…」と聞く。
坂本は「お前を人殺しにはさせない」と答える。
「坂本さんやみんなが思うようないい人間ではない」と言うシンに、坂本は「知ってるよ、お前がどんな奴なのかちゃんと知ってる」と答える。
2人の出会い
坂本はある殺し屋会社に勤めることになる。
坂本は会社内でとあるガキを見つける。
そのガキは、最近この会社の近辺を嗅ぎまわっていて、誰の差し金か口を割らないから殺されそうになっていた。
そのガキの名前はシンで、坂本に助けを求める。
これがシンと坂本の出会いである。
気になった点
南雲と沖が話した、アタリが監禁された理由は違う。
180話で、南雲が「スラー関連で占いを外しまくったせいで、監獄に入れられているんだ」と語った。
今回、沖が「会長は占いの力が奪われるのを恐れ、監獄に幽閉した」と語った。
では、どちらの理由が本当なのか。
沖の発言が真実だと思っている。
ORDERのリーダー格、沖に会長が嘘をつくとは思えないからだ。(会長が南雲と沖のどちらかに嘘の理由を伝えていたとしたら)
根拠を深堀
アタリが奪われたくないなら、監獄に入れた本当の理由を大勢に教える必要はない。
会長が教える人数は少なく、その人は信用に足る人物でなければならない。
ORDERは数が少なく、重要な立ち位置であるため、本当の理由をORDER全員に教えてもいいはずだ。
しかし、京のような裏切り者がORDERであったため、全員に教えなかったのだろう。
トーレスが知らなかった理由は、殺連に多額の借金をするような信用できない人だからだろう。
南雲が嘘の理由を伝えられたのは、胡散臭いからかもしれない。
沖はルールを大事にする、真面目で信用される人物。会長なら沖にこそ本当の理由を教えたはず。
そもそも、沖に嘘の理由を教えて、南雲に本当の理由を教える必要はないと思う。
結論
沖の発言が真実で、アタリが監禁された本当の理由は、会長は占いの力が奪われるのを恐れたから。
沖以外に知ってそうなORDERは、OREDERの中で比較的常識人である神々廻くらいだろう。
新人の大佛や七夕は知らなそう。
トーレスは坂本に無傷で5連勝するほど強いが、そんなトーレスを平助は10分足止めできるだろうか。
上終との戦いでは、平助が有利だったとはいえ、あと少しで上終に勝てそうだった。
よって、平助は銃を持てばORDERに近い実力を持っていると分かる。
それでも、トーレスに10分持つことができるとは考えにくい。(戦闘で10分はかなり長い)
だがアタリ曰はく、平助とピー助にとって、お互いがとっても強いラッキーアイテム、ものすごい安心感とエネルギーを感じる。
もしかしたら、強運で10分繋げるかもしれない。
殺連監獄編では、シンが覚醒しORDER級の強さを手に入れたが、平助は活躍や成長があまりない。
トーレスとの戦いで、平助は成長・覚醒するかもしれない。
坂本は18歳のとき、有月と赤尾リオンを探すためにORDERに入る。
約1年後(19歳)、赤尾の遺体を見つけ、有月を倒した。
このとき、ある男が「(坂本は)以前まで殺連の特殊部隊にいたらしい」と言った。
よって、この過去回想では、坂本はORDER(?)を辞めた状態だろう。
この発言が本当なら、坂本がORDERに入っていた期間は約1年である。
この過去回想の出来事が坂本が有月を倒した後なら、坂本は赤尾を探すためにORDERに入ったのでORDERを辞めてもおかしくない。
余談だが、195話で坂本を紹介したある男は、1話でシンが入っていた組織のボスで、引退した坂本を殺そうとした男に似ている。本人だと予想。
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